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2009年5月28日

GAPをご存知? 安心安全は「世界のハラダ」です!

おはようございます。お元気ですか?伊藤孝とヒマナスターズの音楽で始まる「伊藤育子のスマイルメッセージ」県議会議員の伊藤育子です。今日は「静岡県の農水産物の安全な生産の取り組み」についてご紹介します。

  皆様GAPという言葉、ご存知ですか?「ギャップがあるよね」の、あのギャップとは違って、GAPと書きます。(Good Agricultural Practice)の頭文字をとってGAPというのですが、適正農業規範などと訳されています。農産物生産活動において、次の四つを柱とし、販売先に安心感を与え、生産者が製品の品質向上、適正な販売を目指すための規格です。まず1つ目に、安全な農産物の生産 2つめは、環境に配慮した農業 3つ目に、農業作業者の安全と福祉 4つ目に、適切な販売管理

この4項目について、またかなり綿密な基準があるわけですが、これをきっちりクリアしてはじめて、GAPでの認証が得られるわけです。その中でも世界の基準となっているGAPをグローバルGAPというのですが、お茶に関する “TEA”という分野では、世界で5つの工場しか認証を受けていません。そのうえ、これらの工場は全て紅茶生産工場であって、緑茶ではありません。

ですから新年の1月4日の新聞でご承知の方もいらっしゃると思いますが、島田市に本社のあるハラダ製茶の屋久島にある茶畑が、日本における“TEA”認証の第一号となりますし、世界で緑茶工場としては第1番目ということになるわけです。
Dscf0909_2
すごいことですね。
ということからもわかるようにグローバルGAPは、世界の認証ですから、そう簡単に取れるものではありません。お茶の世界ではなんといってもハラダが日本の第1号、世界ではお茶というお茶を全部ひっくるめても、6工場しかないということを聞いただけでも、いかに困難かがお分かりいただけると思います。
これって1回取ったらOKではないのですから厳しいですよね。ハラダの社長にお伺いしたのですが、毎年検査があって、そのときクリアしなければ取り消しになるというのですからエラいことだと私なんか思ってしまうのですが、それだけ消費者に対して生産者としての責任を自覚して仕事をするということでしょうか。

ハラダ社長にGAPのメリットについてお伺いしたところ、GAPは従来の収穫物検査などの結果管理ではなくて、農作業の各工程を記録・管理することによって安全な農産物を生産し、改善に役立てることを目的としているから、記録を残すことによって、消費者・食品事業者への説明や問題がおこったときの原因究明の際の役立ち、コストも抑えることができるのだということでした。早速これを取ったということで、周囲から反応があったようですよ。

Dscf1059_2 GLOBAL GAPをベースにして、もっと分かりやすく、もっと簡単に普及しやすくするために、日本の農業生産者が中心となって策定したものが、J-GAPといわれる基準で、JはジャパンのJですね。日本国内で通用するGAPということです。最近は食品流通業も参加し、農産物を作る側と買う側の両面からの基準づくりを目指しています。

そのほか、独自認証を設けた地域もあるわけですが、静岡県は平成18年度に県版ギャップ「しずおか農水産物認証制度」をスタートさせました。かんきつ、お茶、ウナギなどの24件が認証を受けています。

これは静岡県が、静岡県産農水産物に対する安心と信頼を確保することを目的に県内の農水産物の生産者が行う安全な生産管理や、消費者への情報提供などについて、県が認証する制度です。これを取ることで生産者にとっても消費者にとっても安全性の信頼度が上がり、安心をやり取りできるわけです。

そこで県としてはいっそう本制度の認知度を高めるために、静鉄ストアと園鉄ストアの2店舗で、認証取得者と連携したPR作戦を展開するそうです。静鉄ストアでは1月31日、2月1日には静岡市で、2月28日と3月1日には掛川と藤枝で9時から3時までだそうです。

売場にのぼり旗やポップ等をたてて、認証取得者と県職員が商品の販売と制度のPRをするわけですが、磐田のトマト、森町の佐野ファームからはレタス、サツマイモ、みかん、豚肉、卵、うなぎなどが試食販売されるのだそうです。浜松は、うなぎ、お茶、ネーブル、ブルーベリー、三ケ日のみかん。中部地区では牧の原、御前崎の豚 袋井のメロンなどが出ています。東部では清水町のほうれん草や、三島のねぎやジャガイモなどなど盛りだくさんです。

三ケ日みかんがさすがだなと思うのは、一軒の農家や1つの工場だけではなくて、885軒のみかん農家が全部、この認証を受けているというこの生産者としての努力です。みんなで安心安全をきちんと形に表していこうという心意気がすばらしいではありませんか。だからこそ、三ケ日みかんはその品質の高さと、うまさでダントツを維持し続けることが出来ているのでしょう。

Cimg3047 このFM島田の電波が届く地域では静岡GAP の認証を受けたところがまだないようですが、JA大井川女性部などの意欲的な取り組みを見ますと、きっと近いうちに出てくるのではないかと期待しています。これが次のJ-GAPを取る意欲につながっているという、静岡GAP取得者の声も届いています。意欲が次の意欲を生むのでしょうね。

なお、GAP取得に興味のある方は、「静岡県産業部マーケティング室」にお問い合わせください。またホームページでしたら 専用のホームページ「 富士の国 静岡 食の情報館」で検索してみてください。

なお、伊藤育子のHPにつきましては、インターネット上のHPのほかに、私の携帯電話でのHPも作ってありますので、QRコードから入ってみてください。

意欲と心意気の連鎖反応が起こる日々であることを期待して、今日はお別れです。ごきげんよう!

写真は上 ハラダ製茶が取得したGAPの認証書

     中 J-GAPを取得した湯日第一茶農協の大石組合長と

     下 JA大井川クッキングフェスタで作品をいただきました!